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教えてもらうだけが支援じゃない

  • 執筆者の写真: キュラスクール
    キュラスクール
  • 2022年6月6日
  • 読了時間: 2分


唐突ですが皆様。トランプゲームの『大富豪』はご存じでしょうか。

ユリーカスクール草加では昼休憩やフリータイム、放課後にトランプゲームやUNOなどで遊んで交流を深めることが多いです。


うちではローカルルールとして、

革命(基本4枚、同じカードを出す。出すと数字の強さが反転する)

8切り(8を出した人が親になる)

イレブンバック(ジャックを出すと出ているカードが切られるまで数字の強さが反転する)

重ね数字(同じ数字を複数枚重ねて出すことができる)

ジョーカー、スペード3返し(ジョーカーはいかなる状態でも最強のカード。ジョーカーと合わせて重ね数字ができる。逆に、ジョーカーを単体で出した場合、スペードの3だけが勝てるカードとなり、出した人に親が回る)


があります。一度覚えてしまえば奥が深く、脳も使う楽しいゲームです。

今日はそんなユリーカで起こった珍事を紹介します。


ユリーカでは、トランプを2つ使うことが多いです。なので、革命も4枚から8枚になります。革命を見たことはありません。

更に、そこにふと利用者さんの一人がトランプを持ってきて言いました。


「三つ使ってやりましょう!」


……この場合、革命に必要な枚数は12枚。最強のカード ジョーカーの数が6枚。ジョーカーを返すのに必要なスペードの3も3枚となかなかカオスな内容となりました。

まず、手札を整理するのが大変でした。3つの違う山札から自分の手札をとるため、数字がバラバラなのです。なので整理するのがまず大変。

更には2枚出しはおろか。3枚。4枚の重ね数字が出ることは当たり前。頭も使いますが、それ以上に『手札の数字が偏ること』を祈るゲームになりました。


最終的にはトランプを持ってきた人が用事で抜けることとなり、高速で回すことに。頭を使う間もなく、出せるカードを順番に出してとにかく急いでゲームを終わらせるという別の目的が生まれていました。


それでも皆楽しんでやることができた上に、他のトランプゲームやUNO、テーブルゲームも笑いながらできたので良かったと思います。


支援施設といっても、何も援助してもらうだけが支援ではありません。皆と交流を深める行為も、社会に出るための立派な活動だと感じました。

そんな自分も、誘われて皆で遊んでいます。ブログを書いている後ろでは楽しそうにジェンガをしていました。




 
 

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