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引きこもりの子どもを持つ親の対応

  • 執筆者の写真: キュラスクール
    キュラスクール
  • 2022年3月16日
  • 読了時間: 3分


みなさんこんにちは!自立訓練・生活訓練で看護師をしている鈴木です!

今回は、タイトルにもあるように、引きこもりを持つ親の対応を5選ご紹介したいと思います!少しでもお役に立てれば嬉しいのでぜひご覧ください!



①感情的にならないように、優しく見守りましょう!



ご両親自身に心の余裕がないと、子ども自身も余裕がもてずに、安心した生活が送れなくなります。

ご両親がストレスをためずに、毎日を送ることが、大切になります。なにより、ご両親が倒れてしまったら子どもはどうなるでしょうか。。。

子どもの健康管理も心配になりますが、ご自身の健康にもしっかり目をむけましょう!

冷静に接して、安心感を与えるように心がけましょう!



②子どもの気持ち・やりたいことの尊重!



子どもが外に行きたくない、学校に行きたくない、仕事にいきたくないと相談してきたときはまず、子どもの気持ちを尊重して一度受け入れてあげましょう。

逆に無理に行かせようとすればするほど子どもは反抗し、頑なになってしまうケースが多くみられます。

なぜ行きたくないのか、今なにがやりたいのかを、優しくコミュニケーションをとっていくことで心を打ち明けてくれるかもしれません。

子どもの今の気持ちと、やりたいことの尊重で親と子の絆も深まることと思います。



③親の立ち位置ではなく自分を楽しむ!



子どもを見ることは親として当然!って思うかたがほとんどだと思います。しかし、引きこもりになってしまった子どもからすると、親の頑張りが子どもにっとて申し訳ない気持ちや罪悪感として感じてしまうこともあります。笑顔がなく、バタバタといつも忙しくしている親を見て「自分が原因で親に辛い思いをさせてしまっている」みたいに感じさせないためにもある程度、親が趣味を楽しみ、外出するときは外出し、笑顔で過ごせるようにしてください!子どもは引きこもっていても、親の背中は見ているものです。

「子どもがかわいそう!」「そんなひどいことはできない!」「親としてどうなの?」って思われるかもしれません。

生き生きとしている親の姿をみて、子どもは安心感を得られ前向きになるためにはとても効果があります。



④親と子ども一緒に生活リズムを整える!



生活のリズムが崩れてしまうと心も身体も疲れてしまいます。食事、睡眠など規則正しく取ることでメンタルバランスを保つ基本ができます。この基本ができていないと、イライラしたり、怒りっぽくなったり、冷静な考えが持てなかったり。。。ストレスにストレスを重ねて動けなくなってしまいます。こうなってはいざという時に大変ですよね。

子どもと一緒に日ごろから生活リズムに気を付けていれば、仕事や学校に復帰するときにもスムーズですし、心にも身体にも良いことばかりです!



⑤精神科や心療内科、支援機関に相談する!



引きこもりが突然起こってしまい、親としてはどうしたらよいか混乱してしまいますよね。

また、ずっと引きこもってしまっていて、どう対処してよいか悩まれる方がほとんどだと思います。自分だけの力ではなかなか解決はしませんし、自分を追い込んでしまうことにも繋がりかねませんし、子どもの心を無意識的に追い込んでしまう可能性もあります。そして親ならこう思うでしょう。「自分の子どもは自分で守る」と。たしかに責任を持つことは必須です。しかし、そこでこのような考えも持ってみてください。「子どものためだから周りの意見も聞いてみよう」と。専門の方たちの力を借りてよりよい生活に戻れるようにしていきましょう!



まとめ


子どもの引きこもりを改善するためには、両親の健康と、両親自身が楽しく明るく生活することが大事になってきます。一度引きこもってしまった子どもは外に出るまでに長い時間がかかることが多いです。子どももためを思うなら両親は笑顔で過ごして、子どもに安心を与えていきましょう!



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